さて、住宅改修の手すり設置にはいろんな取り付け方があります。
今回は浴室でタイル地に手すりを設置。
ベーシックな施工ですが、一連の作業を動画でご覧ください。
Before
シャワーチェアなどからの立ち座りに捕まる所がなく、不安定な動作になっていました。
施工中
①取り付ける場所に穴を開けるためのマーキングをします。
②削り屑を散らさないように、養生します。
③ドリルで穴をあけます。
④ボンドを用いてビス止め用のプラグを打ち込みます。
(動画の容量の都合上、ボンド剤の注入のみです)
⑤ビスで手すりを固定します。
After
シャワーチェアなどからの立ち座りも安定して行えます。
Before
傾斜のついた坂で掴まるところが無く、雨の日などは滑ってしまうこともありました。
施工中
①支柱を立てるのに穴を開け(場所によってはブロックを用いることもあります)、
②支柱を立て、モルタルで固定していきます。
③手すりとなる笠木用にバランスを調整。
After
傾斜のついた坂も安全に移動できます。
Before
和式のトイレでしゃがんで排泄するには、膝に負担がかかってました。
施工中
①既設の和式水洗トイレ・水洗タンクを撤去、
②和式トイレ跡を埋め込み、平らにします。
③タイルを貼り、目地を埋め込み、目地をキレイに洗い出し、
④洋式トイレ用の排管トラップを設置します。
After
洋式トイレにすることで膝への負担が減り、トイレが行いやすくなりました。
Before
1段の段差があるものの、それぞれの段差が約30cmあるのでを昇り降りするのはとても大変でした。
施工中
①既存の石段を破砕し、
②破砕した石で土台を形成。
③ブロックが動かないようにするためのアンカーを打ち込み、
④ブロックを使って土台を形成していきます。
After
3段の段差を作って、手すりも設置。昇り降りが行いやすくなりました。
下肢筋力低下により、屋外での10センチ段差も足を上げるのが困難な状況。
脚があがりにくい。
屋外移動の際、ゆっくりではあるが、手すりを使って不安なく移動する事が可能になりました。
before
つかまる所がない状態の部屋の外周状態。
after
歩行移動に便利なてすりがつきました。
螺旋と急こう配の玄関前のアプローチ、水に濡れると簡単にすべりやすく、転倒原因となる現状。
簡単、シンプルな手すりを設置頂きました。濡れたコンクリートがまだすべりやすい状態ですが、手すりがある事により補助的な機能が追加されました。
急こう配のコンクリートスロープ、途中までしか手すりがなく登り降りが非常に危険な状態。
いままでの危険な急こう配に手すりを設置、頂きました。