2022.01.16

杖の高さ調整

杖の高さを設定するのに「アレ、丁度いい高さって….?」と感じた人も多いのでは?

杖には、ステッキ型、T字型、ロフストランドクラッチ、肘支持型(プラットホームクラッチ)、松葉杖、
多脚型(三点・四点杖)と6種類ありますが、良く見かけるのは1本(T字型)杖ですよね。
今回はその1本杖の高さ設定についてのお話。

 

杖の調整で一番重要なのは、体重をかける時等に適度な位置にあること。その長さを決めるには
次のような方法があります。

① 自然な姿勢で立ち、腕の力を抜いて手を下げた時の床から手首の関節までの長さ
② 聞き手側のつま先から前へ15cm、外側へ15cmの位置に杖を真っ直ぐに立て、
グリップを握ったときの高さが約30度くらい曲がる長さ
③ 床から大腿骨の大転子(腰骨のあたり)までの長さ

 

①~③のどの方法でも、杖の長さはほぼ同じ長さになりますが、調整しやすいのはやはり③でしょうか。
ただ、普段から使用する靴によっても変わるので、履きなれた靴で測るのが良いでしょう。
また腰や背が曲がった、やや前傾姿勢の高齢者には上記の計測方法は使えないので、そのままの姿勢で身長を測り、
2で割った後に3を足すと適当な長さといわれますが、その方の状況にあわせて丁度いい長さを決めるのが
良いでしょうね。

杖の高さ

<参考出店>介護の知カラ

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